病院
テレビなどで、スーパードクターという、素晴らしい医師の方々を取り上げた番組を、最近よく目にするようになりましたが、ほとんどの病院はスーパードクターの番組の世界とは違うと、思っておかれた方が良いと思います。医療従事者に話を聞くと、「スーパードクターとか、やっているのは知っているけど、まず観ない。」と言います。「なんで?」と聞くと、「現実(自分の働いている現場)とのギャップで、仕事ができなくなるから。」医療とは何か、何のためにあるのか、なんのための医療従事者なのか、分からなくなるほど仕事に追われ、終わってしまう日々。でも、誰もが言います。「スーパードクターの番組に出てくるような医師の元で、本当は働きたい。でも、そういう素晴らしい医師や働く環境は圧倒的に少なく、そういう病院は皆、やりがいを持って、生き生きと仕事をやっているから、誰も辞めずに求人が出ない。自分が働いている現実とテレビの中の世界はあまりにも違い過ぎる。だから観ないようにするしかない。」と。医療従事者は、人の命を助けるために働ける・・と、使命感を持って学校を卒業することが多いです。でも、現実に潰されてしまっているのも現実です。医療従事者が生き生きと働けるような病院が、増えていくことを願っています。それは、患者さんのためにもなることだから。